デトックスで健やかに からだの中からスッキリ美人

京都亀岡京YUNOHANA RESORT翠泉内、アーユルヴェーダスパ樂爛(ららん)です。

夏本番皆様いかがお過ごしですか?

今日のテーマは デトックス

最近、健康な生活のキーワードとしてよく耳にする言葉ではないでしょうか?


デトックス(解毒)とは、体内に入ってきた、もしくは体内に溜まった毒素などを無毒化して体の外に排出するという意味で用いられています。
私たちの身体にはこの解毒・排出機能(アルコール、薬、体の代謝老廃物などを分解して体外に排出する機能)がきちんと備わっており、便・尿・汗・爪・髪から不要な毒素が排出されます。解毒の大半は肝臓で行われ、腎臓から尿へ、腸から便へと排出されます。


この解毒・排出機能のお手伝い(促進)をしてくれるのが、アーユルヴェーダのデトックス方法(浄化法)です

アーユルヴェーダは5000年も続く伝統医学の中で“浄化法”を長年行い、体と心のデトックスを説いています。
数千年も前から提唱してきていたのです。

【アーユルヴェーダ的デトックス(浄化法)とは】

アーユルヴェーダのデトックスとは、自然治癒力や免疫を高め病気になりにくい身体作りを目指す簡単な方法。

そもそも、なぜデトックス(浄化法)が必要なのか⁇

アーユルヴェーダでは、人の体(全身)にスロータスと呼ばれる管が多数存在していて、生活の中でスロータスの中に未消化物や毒素(アーマ)が蓄積されると言われいます。

アーマが蓄積するとスロータス(管)を塞いでしまうため、体の循環がうまくいかず疲労感、倦怠感、消化力低下、便秘などの症状が出てきます。しかし、このアーマ(毒素)を取り除く事で本来の健康な身体、健康の維持・増進、アンチエイジングへと導いてゆくとされています。

*スロータス…体のあらゆる管、通路など。体の各器官に栄養を送り、排泄物を出す経路のこと。

そう『デトックス』って私たちにとって、とても大切なんです

アーユルヴェーダの代表的なデトックス方法

 

①オイルトリートメントやギーを摂取する。オイルを皮膚から吸収し、浸
透させで毒素を動かし、排泄させる油剤法

②体を温め、体の内側からじんわり、ゆっくり、しっかりと汗をかき毒素
を排泄させる発汗法。

③お白湯を飲み体の塩分や糖分を排泄器官から排泄させる消化促進法など
があります。

身体に蓄積するアーマ(毒素)は、水溶性の毒素と油性の毒素があり、

【水溶性の毒素】
水溶性の毒素は塩分、糖分なので、②の発汗法や③の消化促進法を使い、お白湯をたっぷり飲む事で体外へと効果的に排泄されていきます。

【油性の毒素】
油性の毒素は、たんぱく質、脂質、でんぷんなどでお白湯では排泄されないので、オイルを入れ分解させる①の油剤法で体の中の油性の毒素を体外へと排泄させていきます。


スリランカやインドでは、抗酸化作用と排毒作用の高いアーユルヴェーダをオイルを全身に浸透させた後、老廃物や毒素を体外へと排泄させるため必ず発汗法を行います。

ShinSenでは、発汗法としてトリートメント後に遠赤外線のヒートマットに入っていただきます。その後は、たっぷりお白湯を飲んで頂く事でよりスッキリデトックス感が高まります。

ー夏の冷えやむくみにもー

夏になると毎日冷房の効いた部屋で過ごす時間が増えます。すると、体内の流れがスムーズにいかず、老廃物などがたまり冷えやむくみの原因に。

浮腫みを解消しないまま放置すると体調も悪くなり、見た目にも気になりますよね。

そんなこの時期にも①②③のデトックス方法はオススメです。
ただし、無理はしないでくださいね。

 

定期的にデトックスをして心身ともに健やかに
からだの中からスッキリ美人になりませんか