夏の暑さ対策

京都亀岡京YUNOHANA RESORT翠泉内、アーユルヴェーダスパ樂爛(ららん)です。

毎日暑い日が続きますが皆様いかがお過ごしでしょうか。

1年で最も高温多湿になる夏は、ピッタ(火の元素・水の元素)が蓄積される季節です。
暑さでイライラしたり、炎症系の症状が出やすかったり、消化力や体力も低下するとされています。

 

今回は≪夏の暑さ対策≫をいくつかご紹介させていただきます。

 

◇旬の野菜や果物でクールダウン
夏の野菜や果物には水分をたっぷり含むものが多く、体の熱を穏やかに下げてくれます。ウリ科のキュウリ、ズッキーニ、ゴーヤ、トウガン、スイカ、メロンなどは体の熱を取り、ピッタの持つ熱の性質を抑えることができます。またナス、トマト、ピーマンをはじめとする色鮮やかな夏野菜はファイトケミカルと呼ばれる、抗酸化や免疫力アップの効果がある栄養素も多く含みます。暑さで疲労した体にはとっておきの食材です。夏は冷たくて甘味のあるものや、苦味・渋味があるものを食事に取り入れることがオススメです。

 

◇生姜でデトックス
生姜は体を温めると思われがちですが、「生の生姜」には発汗作用や代謝を促すジンゲロールという物質が豊富で、これは発汗を促し、熱を下げる作用があります。「加熱したり干したりした生姜」は、体を温める成分であるショウガオールという物質が増え、体を温める作用があります。つまり、「生の生姜」は発汗を促しデトックス作用があるので夏向き、「調理した生姜」は体温を上げて代謝と免疫力をあげてくれるので冬向きなのです。夏の食卓には、おろし生姜などたくさんの「生の生姜」をプラスしてみてください。

 

次回も夏の暑さ対策をご紹介させていただきます。

こまめな水分補給に加え、上記のような暑さ対策も生活の中に取り入れてみてください。
アーユルヴェーダの智恵を使い、今年の暑い夏も乗り切りましょう♪